1951-11-05 第12回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
例えば病院であるとか、或いは水道であるとか、そういう長期でなくですよ、長期でなくそういうものの経営收入に不足を感じて請求してお借りするというふうなときには、短期融資の途は全然ないのですか。
例えば病院であるとか、或いは水道であるとか、そういう長期でなくですよ、長期でなくそういうものの経営收入に不足を感じて請求してお借りするというふうなときには、短期融資の途は全然ないのですか。
と規定してあり、こういう事業設備費は公債又は借入金によつて賄うべきことを認めておるにかかわらず、政府の財政政策に禍いされて、営繕費の大部分を経営收入を以て賄いつつあるのは、明らかに経営経済の原則を無視するばかりでなく、郵便料金の原価計算に対して決定的な影響を與え、郵便料金値上げのやむなきに至らしめる根本的な原因をなしておるのであります。
今二十五年度最終予算による財政の状況を紹介いたしますれば、管内二十八カ町村の予算総額十二億五千万円に対し、歳入中税收入が四億百万円、平衡交付金二億七千二百万円、国、道支出金二億一千百万円、その他経営收入一億一千五百万円、計約十億円で、差引二億五千余万円の不足を生じております。それをカバーするために町村債九千九百万円、寄附金六千六百万円、財産処分八千六百万円を以てその辻褄を合せた次第であります。
それから経営收入につきましては、使用料、手数料のところで申しましたように、大体物件費の増加率というものを控除いたしまして二四%の自然増を見込んでおります。このように算定いたしました昭和二十六年度の純計額の総計は二百二十二億でございまして、これに重複額を加えたものを以て昭和二十六年度の雑收入の見込額といたしております。
そういうものはこれを控除いたしまして、そうして政府に正規財源に振替えられるべき財源であるというように考えまして、そういうものを調査いたしますと、大体三〇%という率を得ましたので、三〇%の純計額に乗じまして、十八億五千六百万円という数字を得まして、これを控除したものが臨時收入の実質的な後年度に引延してもいいという額四十三億円、経営收入はそのまま差引三十二億九千二百万円で、三十二億九千二百万円につきましては
競馬、競輪の收入、あるいは寄附金、負担金その他地方の財産收入とかいうようないろいろな経費を、財源充足の方途に考えられておるのでありますが、私どもは、税外收入中授業料とかあるいは手数料というような経常的な收入につきましてこれを経営收入に見るのは当然であるけれども、そういう競馬、競輪のような浮動的あるいは偏在的な收入を、こういう財源に見ることは不適当である。
これは地方債の増題につきまして私ども十分に努力をしなければならないのでありまするが、他面若干の経営收入を以て臨時費に充てる部分も必要ではなかろうかという意味におきまして、それにゆとりを見まして半分を残してある。午前中にも申上げましたように、教育関係のものもその中に併せて見ておるということに御承知を願いたいと思います。
のみならず、昭和六年も昭和十年も公債を発行いたしておるのでありますが、公債を発行いたさずに、経営收入だけでまかなつて、なおかつ前年より予算総額が減つたというのは、今回の予算が初めてでございます。
ただシャウプ・ミッションで來ました教育方面の税金なんかについて、特にやつておつた者がありまして、それに私共会つて話をしたのですが、建築というのは臨時費なんだ、臨時費を経営收入の中で以て賄うような今のやり方というものは、どうも自分は適当でないと思うのだということをちよつと言つておりました。